– ワークショップ実施後、生成AI活用が加速し、わずか1週間で月間利用文字数上限に到達 –

2024年9月11日(水)〜12日(木)にかけて、茨城県つくば市(市長:五十嵐 立青)にて職員を対象に生成AI活用ワークショップを実施しました。ワークショップの効果により、参加者を中心として生成AIの活用が急速に進み、実施から1週間で月間利用文字制限の上限に到達するという成果を達成しました。

 

■実施の背景

本ワークショップは、つくば市が9月より導入している、株式会社エクサウィザーズの提供するLGWAN環境で使用できる自治体専用ChatGPT「exaBase 生成AI for 自治体」を用いて、座学だけでなく実践的な演習をメインに行いました。

ワークショップの詳しい様子は、noteにてご覧いただけます。

 

■実施概要

実施日2024年9月11日(水)・12日(木)
開催場所つくば市役所
対象者つくば市職員81名(うち主事61名)

 

■ワークショップの様子

本ワークショップは、グループワークをメインに実施し、職員同士がコミュニケーションを取りながら、生成AIの業務活用可能性を探る構成となっています。

当社メンバーがサポートに入りながら、職員の方々が日常的に抱えている業務課題をヒアリングし、それに応じた生成AI活用方法の提案やデモンストレーションを行いました。

参加者は、日常業務で使用しているデータやドキュメントを題材に、実際に生成AIを活用して効率化を図る体験をすることで、具体的な業務改善のアイデアを生み出すことができました。


実際に使い始めると、慣れないツールに苦戦する姿はありつつも、自由にツールを使っていただいたことで、受講者は当事者意識高くワークをすることができている様子でした。

 

■受講者からのコメント

今回のワークショップは、受講者からの評価も高く、実施後わずか1週間で月間の文字数制限が上限に達するほど多くの受講者が活用してくださいました。

具体的には、以下のようなお声をいただいています。

・「想像以上に回答スピードが速く、自分の指示の出し方次第ではかなり使えるものだったので、今後の実務でも積極的に活用していきたい。

・「業務課題や負担に対してどのように生成AIを活用できるか、活用方法を具体的にイメージできた。

・「exaBaseで市民からの問合せを、実際に各部署に振り分けてくれたスピードと質に感動した。実際の業務でどの部署に依頼するべきか調べる手間は大きいし、それが丸々省けるのも近いと現実味を感じた。」

また、実施後、参加者以外からもお問い合わせをいただき、組織全体での生成AI活用促進にも寄与しています。

 

■情報政策課の担当者からのコメント

「今回、主事級の職員をメインとして研修を実施し、生成AIとはどのようなものなのか、どのような業務に向いているのかを理解する、よいきっかけとなったと感じています。
生成AIをあまり使ったことのない職員がほとんどでしたが、TENHO社の方々のフォローにより、グループワークをスムーズに進めることができました。
この研修に参加した職員が、普段の業務でも積極的に生成AIを活用し、それが周囲の職員にも広がることで、庁内全体での生成AI活用が進むことを期待しています。」

当社では、ChatGPTや生成AIを業務で活用するための研修を展開しています。

翌日から業務に活かせる知識と思考を身につける」ことを目的とした実践的なコンテンツが特徴で、受講者の皆様からもご好評をいただいています。

気になる方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。